ブランデンブルク 協奏曲。 ブランデンブルク協奏曲

第3楽章の演奏ではこれほど速いテンポ設定の録音が他にあるのでしょうか? テンポ設定の面ではかなり攻めた印象の強い個性的なアルバムかも知れませんが、一度聴いてしまうと他の録音が少し「緩く」感じるクセになる1枚です。

各プレイヤーに任されているというには統一性があり過ぎます。

同レーベルへのクイケンの2006-16年録音を収めた10枚組BOX。 第2楽章「ニ短調(イメージ:宗教的な響き。 1965~66年録音。 それと今回は第1番など、部分的に弦の高音部が若干ハイ 上がりで線の細い音に聞こえる箇所もあるようには思います。 , BWV 1064• 晩年は熟 成した芸術家にだけ見られるような、宗教的な穏やかさとすら 言えるほどの雰囲気を漂わせていたかと思うと、最後の「運命」など、まるで意欲バリバリの若者のように尖ったと ころがあったりして、前の録音より実験的な 感じが「うーん、やはり一筋縄では行かないクセ者だなあ」と思わされました。 しかし自在なテンポ設計にせよ、次の展開に入る ときに一つの楽器が抑揚を抑えた持続音で橋渡しをするような独特のフレージングにせよ、個性 的な計画性もあるという部分は、指揮者を置 かない団体において誰がこうした精巧な計画を担ってるのかな、などと音楽の生まれる現場にいない人間とし ては色々考えてしまいます。 バッハをこよなく愛している人、というイメージもあります。 素直なイ ントネーションで大変オーソドックスなものに聞こえるのです。 [2]• 他者との間隔を常に考え、体の動き、流麗さとタイミングの一致などを常に念頭において演奏しなくてはらない。 このリマスタリングされた輸入盤によって本家EMIからは初CD化となる。
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