しばた ま 怖い 話。 御嶽(うたき)│【怖い話】心霊系の実話怪談

私がどこに行き、何をするか、見透かしていたのかも知れません。

水辺が遠浅だったので安心していたのですが、急に水が深くなっている場所があり、気がつけば足が底に着かずに深くなっていました。

よく見てみると、そこには子供の字でこう書かれていました。

久しぶりにみんなに会えるのを楽しみに、1年ぶりに島に帰ったのですが、私と同い年の卒業生は、途中で転校したAさんと私の2人だけでした。

そこで挙がったのが「みんなで御嶽(うたき)に行ってみよう」という提案だったのです。

「よかった……!」私達は喜んでバスに乗り込みました。

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ちょうど、2学年上の仲が良かった先輩が来ていたので、私の同級生の男子たちのことを聞いてみたところ、私はその答えに愕然としました。

うだるような暑さが続く日本列島。

「フォロワーさんの『10代の話』というシリーズを描いているのですが、10代という多感な時期の不安や悩み、出来事を丁寧に描きたいです。

その次の瞬間……! 何かゾッとするぐらい冷たいものに足首を掴まれて、すごい力で水の中から引っ張られたのです…! 水の中に引きずり込まれそうになった時、水の中で自分の足もとを見ると、藻の中からたくさん「人の手」が伸びているのが見えました。

そこは生活道路から生い茂る草木を掻き分け、獣道を数分歩いた先にある、3畳ほどの小さな洞窟だというウワサでしたが、ほとんどの島民は見たことがありません。

当時、お姉さまは女子高生。

海と違って波がなく、海水ではなく真水なので水の中で目を開けることもできました。

翌日、学校に行った時、昨晩待ち合わせの場所に行けなかったことを男子たちに謝り、御嶽がどうだったのか、話を聞きました。

さっきまで砂だった水の底は暗い緑色に変わっていて、うっそうとした森のように藻でいっぱいになっていたのです。

私たちの島では、4年に一度、オリンピックの年に「大会」と呼ばれる同窓会が、島をあげて行われます。

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